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魔法のくつ

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競技中心だった頃、トレーニングの方法がよくわからなくて、とにかく走るべきと思って家の周りを走ってた。
世界を転戦するスノーボードの選手といっても、特に私がやっていた頃はまだとても浅いスポーツで、トレーナーをつけるとかマネージャーをつけるとかそんな選手はほんの一握り居るか居ないかくらいの世界で。他のスポーツからしたら考えられない環境だったと思う。

遊びからそのまま『選手』という立場に駆け上がった私は、どうしたらいいのかわからないまま何かをしなくてはと自己流に体を鍛えようとしていた。

私の生まれ育った東京は、特に実家の近くには主要な大きな道路や高速も近く、車やトラックの走行量がハンパない。小学校中学校に通っていた頃は授業中によく光化学スモッグ警報が鳴って窓を閉めなくてはならなかった。

そんな空気の悪い東京で育った私は気管支が弱かったし、自己流に家の周りを走ってみても排気ガスで苦しくなった。そして走り方もシューズの選び方もわからず、ガムシャラに走ってはスノーボードで痛めた膝に痛みを感じたり。

これでいいのか?
と思いながら、何かしなくてはと焦っていたことを覚えている。


今朝もジムに行ってきた。
室内で体を動かすってことは、排気ガスも紫外線も気にしなくていい。
そんなことに、今更気が付いた私。
気持ちよく汗をかいてきた。

そして、軽くて自分の足に合っていて、Zootを履いてからはもう走っても膝が痛くなることはなくなった。
今は東京の実家に戻っても、走る時間は空気の綺麗な早朝。

そういうこと、こんな簡単なことなのにあの頃はわからなかったなあ。トレーニングにお金をかけるという考えも余裕も。

これからのスノーボード選手は、自分の滑りに集中できる環境になるといいね。

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トラは、ジムに入ると嬉しそうに自分で歩いてキッズルームに行く。
部屋に入ると何かに気づき、慌てて私にしがみつき、嫌がる。
終えて迎えに行くと、遊ぶのが楽しいらしく帰りたがらない。
無理やりかついで連れ帰る。
・・・意味がわからん。
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